日本シャフトは3月、『N.S.PRO neo』シリーズの第3弾となる『N.S.PRO 750GH neo』(想定価格:6600円)を発売した。
『N.S.PRO neo』シリーズはアベレージゴルファーの新たなスタンダードとなるスチールシャフトとして2019年より展開しており、既に『950GH neo』と『850GH neo』をラインアップしている。一方、今作は近年加速するゴルフクラブの軽量化に着目。軽量帯のドライバーを好むアベレージゴルファー向けに、最新アイアンヘッドとのマッチングを意識して開発された。特にドライバーは総重量の軽量化が加速中で40g台のカーボンシャフトが純正シャフトのスタンダードとして確立されつつある。これら軽量ドライバーを好むアベレージゴルファーにとって使いやすいアイアンシャフトの重量帯は 70g台となっている。
同社は同じ70g台では『750GH』と『ZELOS7』をラインアップし多くのゴルファーから支持されているが、前者は70g台の軽量帯でありながら、90g台のスチールシャフトと遜色のないしっかり感が、後者は大きなしなりと飛距離性能の反面コントロール性の物足りなさが、それぞれ軽量帯のドライバーシャフトと組み合わせた際の違和感として課題となっていた。
そこで今作は軽量帯ドライバーシャフトとのフィーリングマッチにも重点を置き、ドライバーからアイアンに持ち替えても違和感なくプレーに集中できるように設計された。
独自の製造技術による自在な剛性設計で、現代の高機能アイアンにマッチする高打出し・適正スピン弾道を実現。同社の他の70g台のアイアン用シャフトと比較して、よりグリーンで止めやすい適正スピン量を実現している。
また他の『neo』シリーズとの組み合せもイメージ。重心距離が長めのアイアンヘッドに移行しても、違和感なくスムーズに振り抜けるように、『850GH neo』よりもスリムなグリップ径(14.80㎜)に設定した。
コスメは同社のコーポレートカラーであるグリーンを使ったロゴを使用。フラッグシップモデルとして、ソリッドな打感、方向安定性、スピン性能などのパフォーマンスに加え、所有感も満たすモデルに仕上がっている。