2024シャフト・グリップ

『Diamana WB』シリーズ

三菱ケミカル

2024/04/02

「Diamana」生誕20周年を飾る第一弾! 高MOIドライバーの性能を引き出す強弾道シャフト

三菱ケミカルは1月、『Diamana WB』シリーズ(4万4000円)を発売した。

同社のフラッグシップブランドである「Diamana」は立ち上げから20年が経つ。これまで世界最高峰の舞台で闘うトッププレーヤーが求める性能をそのまま製品化することをコンセプトとしてきた。

今回発売した『Diamana WB』シリーズは「Diamana」ブランド第6世代の記念すべき1作目。元調子に求められるしっかりとした振り抜きと強弾道を導くシャフトに仕上がっている。

Tip部には40tの高弾性炭素繊維材を配置し、Butt部には同社のピッチ系炭素繊維DIALEAD(ダイアリード)を搭載することで、スイング中のシャフト変形を最小限に抑えてエネルギー効率を最大限に高め、ボール初速の向上を可能とする。また、手元側は粘り感のあるフィーリングで、切り返しで溜めたパワーを逃がすことなくボールにダイレクトに伝える。

さらに、手元側には三菱ケミカル独自の技術「Xlink Tech」(クロスリンクテック)を採用。カーボンシャフトの構造は、炭素繊維を樹脂でシート状にしたもの(=プリプレグ)を重ねているので、両者のコンビネーションが重要になる。

そこで同社はマトリクス樹脂の組成を最適化して、強固な「架橋構造」(クロスリンク)を構築することで、同社従来品比で強度14%、弾性率15%、破断伸度8%向上させることに成功した。炭素と樹脂を知り尽くした同社ならではのテクノロジーと言える。

また今作は40~80g台まで計21スペックを揃えるが、同一重量帯のフレックス間の重量・バット径差、また重量帯間のバット径差を大幅に縮小。重量帯違い、フレックス違いによる性能やフィーリングの違いを最小化している。

さらに今作は新たに高MOIの大型ヘッドに対応した「New Tip Technology」を搭載。トップからダウンスイングの挙動安定性を高め、理想的なインパクトを導き、先端部のねじれ量を最適化。優れたエネルギー伝達を実現する。

コスメはこれまで定番としていたIP調から一新したマットフィニッシュを採用。アスリートライクな装いに磨きをかけて新登場だ。

節目を迎えた『Diamana』。30周年に向けて、さらなる進化に注目だ。


三菱ケミカル

ページのトップへ