『CADERO』(カデロ)グリップをワールドワイドで展開するGFJapanは今年1月、米国(フロリダ州)で開催されたPGAショーへ出展。新製品の練習器具『CADERO MONSTER GRIP』(カデロモンスターグリップ)を披露し好感触を得た。今春、量産化に踏み切る方針で、同社の吉田一彦社長に話を聞いてみると、
「インパクト時に手首を使い過ぎると、フェース面が安定せず狙ったところに飛んでいきません。ゴルフクラブは遠くへ飛ばしながら目標を狙う道具なのに対し、グリップが細いため構造上手首が使いやすくなっているんです」
と前置きして次のように続ける。
「野球のバット並みの太さなら、フェース面を意識しながらスイングできるので、打点が安定しやすくなるのでないか? ドライバーやアイアンに装着して、手軽にこうした練習ができるように開発したのが『カデロモンスターグリップ』です」
吉田社長は元甲子園球児で4番バッターということもあり、カデログリップの強みを活かしてバットとの親和性を見出した。
国内では全盛期のジャンボ尾崎が、下巻きテープを何重にも巻いて厚く太くしていたのは有名。手首の動きを抑制することでボディアクションがクラブに伝わりやすくなるためだ。
一連の動作はグリップにタオルを巻くと分かりやすい。生地がやわらかくて〝ギュっ〟と握れないから、クラブが暴れない「加減」を知ることができる。これを具現化したのが『モンスターグリップ』といえ、実際にクラブへ装着して振ってみると、確かにスイングに小細工ができない。自然に手元側ではないところでエネルギーを出そうとするので、肩や身体の回転も自然と良くなるから不思議だ。
モンスターグリップを外して、いつものように手先で〝サッと〟バックスイングすると、速く上げてしまう感じになってしまう。実際のコースで起きるミスは、手首の使い過ぎと打ち急ぎが要因だと気づかされた。
『カデロ モンスターグリップ』の価格は6000円前後を予定し、ドライバーからウエッジへ装着可能。7番&PWへ装着したホワイトとピンクカラーの完成品(総重量350g、1万円前後)の発売も予定している。*デザイン&仕様は変更の可能性あり