Knomak(ノマック)が提供するインドア・練習場・ゴルフ場向けのWi-Fiサービス『GOLFree Wi-Fi』(ゴルフリーWi-Fi)が広がり始めている。
24時間無人インドアでは必ずと言っていいほど入退室システムが導入されているが、その大半がスマホの専用アプリを起動して入退室を行うものだ。また打席に備え付けのシミュレーターやスイング解析器も専用アプリと連動させて、その場で撮影したスイング動画を自分のスマホで持ち帰れる機能が出てきた。
その時に必ず必要となるのがネット環境だ。しかしスマートフォンの定額制料金プランは割高なため、パケット上限に到達し通信制限がかかってしまうユーザーも多い。そんな時に施設内に快適なWi-Fi環境があれば、会員も安心してネットを使うことができる。
そのニーズにハマったのが『ゴルフリーWi-Fi』で、直近では「ANY GOLF24」(横浜市)や「GARDEN 6 ASAKUSA」(台東区)、「梅田駅前ゴルフスクール」(大阪市)、「dx golf 24」(大阪市)など次々と導入されている。
それだけではない。同社のWi-Fiの強みは広範囲をカバーする専用の機器を使用している点。ゴルフ練習場の形状を熟知し、最適な施工ができるのも強みだ。それだけに「ロイヤルグリーン水戸」(茨城県)、「第百ゴルフクラブ」(神奈川県)、「PALM SPRINGS」(神奈川県)など複数の打席を有する屋外練習場にも導入されている。
さらに広範囲をカバーする『ゴルフリーWi-Fi』は、150~200人規模が同時に接続するゴルフイベントやミニツアーにも利用されており、最近ではミニツアーのスタートホールのティーショットをライブ配信する際にも採用されている。
同社は元々、企業向けのネット回線構築やオフィスパソコンの販売など、いわゆるITインフラ全般を専門としている。最近リニューアルした「大島ゴルフセンター」(江東区)には監視カメラを導入するなど、「ゴルフ業界のIT請負人」を標榜する。
小規模な練習場ではパソコン導入にかけられる予算も限られているが、同社は古物商の免許もあるため、安価で高性能な中古パソコンも提供する。メンテナンスも得意分野なので、ITで困ったらまずは同社を頼ってみてはどうだろうか。