「BB6」から更なる進化蛇腹構造がクラウン直下に追加
プログレスといえば近年のヒット作『BB4』。その進化版が『BB6』だが、さらに進化したドライバーヘッド『BB6 MB-02』が3月に発売された。
『BB4』はソールのベローズソール構造(蛇腹構造)の採用で、ヘッド全体の撓みを利用して初速アップを実現、飛距離増大に寄与した。それが『BB6』に進化して、ソールの蛇腹構造だけではなく、カーボンクラウン下部(クラウン中央部)のフェース側からヘッド後方に橋渡ししたパワーブリッジ構造(蛇腹構造)を採用。ソール、クラウンの両方が撓むことで、インパクト時の衝突エネルギーをため込み、一気にボールに伝えることで初速を最大化して飛距離につなげている。さらに、クラウンとソールが撓むことで、フェース面上部でのヒット時においても、ヘッド後方が下がることがなく、インパクトエネルギーが効率的に伝達できる構造となっている。 その『BB6』がさらに進化したのが『BB6 MB-02』だ。
クラウン、ソールにブリッジ蛇腹打球時のエネルギーを集中させる
その『BB6 MB-02』だが、『BB4』や『BB6』ではソール外郭に配された蛇腹構造を、カーボンソールの内側に、それもパワーブリッジ構造で搭載している。クラウン、ソールともにカーボンの内側に配することで、芯でのヒット時にエネルギーを集中させて、さらなる初速の向上に寄与している。
また、双方のパワーブリッジ構造で若干だが浅・低重心になり、ダウンスイング中のヘッド後方の下がりを抑制し、インパクトではスクエアを保つようデザインされているのだ。
蛇腹構造を配したUTも発売シリーズで飛距離アップ
同社の特徴である蛇腹構造を採用した『BB6 UT』も2月に発売。昨年5月に発売した『BB6 FW』とともにウッド系の商品ラインアップが完成したことになる。多くのゴルファーがドライバー『BB4』『BB6』で未曽有の飛距離を体験している。FWやUTでも新たな体験をしてもらいたい。