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アーティザンの次の一手 ユーザーに寄り添う「ウエッジ」追加と「ロイコレ」とコラボのFW、UT登場

インフィニットゴルフ

2026/04/01

アーティザンの次の一手 ユーザーに寄り添う「ウエッジ」追加と「ロイコレ」とコラボのFW、UT登場

『WSソール』にストロングロフト追加 新形状『TS』はステーキ形状!?

ARTISAN WEDGE SERIES
アーティザンといえば、米PGAツアーの猛者たちの希望を叶えてきた研磨師マイク・テーラーのブランド。その代名詞ともなっている「アーティザン・ウエッジ・シリーズ」は「ひとつの形状で様々な状況で使う」というマイク・テーラーのコンセプトのもと、発売後7年経っても大幅なリニューアルはない。

とはいえ、多くのゴルファーを魅了してきたため、ゴルファーからの要望は多岐にわたる。それに応えたのが、『WSソール』のストロングロフト、新形状『TS』の追加だ。

ストロングロフト・幅広ソール アイアンに対応する『WS』

『WSソール』は何を隠そう、ロフト角56度の設定のみ。理由は、超一流プレーヤーの使用が開発の起点になったからだ。

とはいえ、アイアンのストロングロフト化、幅広ソールは時代の潮流。そのため、今回44度から2度刻みで54度までを追加。しかし、ただの追加ではないのがアーティザンらしい。

それはロフト角によってフェース形状が変化していることだ。44〜48度はアイアン『LS720CB』の形状を踏襲し、50度はそれとウエッジを繋ぐ形状でオフセットとトップエッジの厚みを抑えている。52〜54度は56度の形状を踏襲した。

ストロングロフト、幅広ソールを当初作らなかった理由に、「ストロングロフトのブレード型のウエッジは、幅狭ソールゆえに重心が高くなりがち。打ち込めなければロフトが寝て飛ばない原因となる。そのため発売時にはラインアップしなかった」――。

しかし、幅広ソールを求めるゴルファーは多い。アーティザンらしい「プレーヤー第一主義」の追加ロフトといえる。

斜めに使う新形状『TS』 由来は「Tボーン・ステーキ」

発売後7年目にして新たな形状が加わる。それがハイトゥ形状のウエッジで、その名も『TS』。ヘッド形状が「TEXAS T-Bone Stake (ステーキ)」に似ていることから『TS』と命名された。

大手クラブメーカーでもハイトゥウエッジが一つのトレンドとなっている。開いて使いやすい形状なのだが、アーティザンは一味違う。

ひとつは、バウンス角だ。他社は12度が最大なのに対して『TS』のバウンス角は14度。単に開いて使うことだけを考えて作られておらず、様々な状況でも対応できるようハイバウンス仕様なのだ。

そしてもう一つは、フルスコアラインではないということ。マイク・テーラーによると、「フルスコアラインはラインが出しにくい。スクエアにセットアップするには、スコアラインのスペースが四角形に見えた方が良い」――。

ロフト展開は57〜61度までの2度刻み。中距離アプローチが苦手、球を上げたいゴルファーをサポートする武器となりそうだ。

FW、UT専門のロイコレとコラボツアーからの要望で新登場

マイク・テーラーが考えるクラブは米PGAツアーのトッププロが起点となる。

「マイク携わった多くのトッププロの中には、いまは無きメーカーのFW、UTをいまだに使うプロも多く、『FW、UTを作ってほしい』という要望も多い。ただ、マイクが得意なのはアイアン、ウエッジ。そのため第一弾は専門メーカーとコラボしました」

FW、UTの専門メーカーといえば、ロイヤルコレクション。その基本性能を踏襲しつつ素材を格上げ。それが4月発売の「アーティザン・ウッド・シリーズ」。FW3機種、UT・HY各1機種を発売する。

安心なサイズが高弾道と直進性を生む易しさの『LS-FX MAX FW』

『LS-FX MAX FW』は、シャローフェースとセミラージヘッドサイズで、易しく球が上がりやすくとにかくストレートに狙えるFW。ノーマルのFXより4ミリフェース高さが低く、かつひと回り大きく見えるセミラージサイズが高い弾道で飛距離性能を発揮。フェースには『FX』同様に強度の高いC320マレージングを採用して、食い付く打感と初速アップの両立。

高さと直進性能で狙う『LS-FX FW』

『LS-FX FW』は、弾が上がりやすい最適な位置にウエイトを配し、ロフト展開5タイプと広くラインナップしており、高い弾道で飛距離性能が特徴。フェース材には同モデルのベースとなるロイコレ製品と異なり、強度の高いC320マレージング材を使用。高さと直進性で狙うFW。

スピン&コントロールで狙う『LS-FTチタンFW』

スピンと操作性で狙う『LS-FT FW』。ヘッドの重心とネックアジャスタビリティー機能でプレーヤーが求める弾道とスピンコントロールが可能。ボディ材にチタンを使用し、より大きな重心移動と、フェースの反発機能を高め、飛距離とコントロールを両立した。フェース材は強度の高いTI617材を使用。食いつく打感と飛距離性能を充実。

高さと飛距離で狙うユーティリティ『LS-UW』

ウッドのヘッド設計を取り入れたウッドタイプのユーティリティが『LS-UW』。シャフト径はウッド用を採用(チップ径8.5ミリ)することで球が上がりやすく、とにかくストレートに易しく打てるクラブに設計。フェース材には『LS-FX』『LS-FX MAX』同様にC320マレージングを採用。FWの打感の流れも踏襲している。

弾道コントロールで狙うハイブリッド『LS-HY』

『LS-HY』はアイアンのヘッド設計を取り入れたハイブリッド。トップラインのオフセットデザインと、シャフト径はアイアン用を採用(チップ径9.4ミリ)することで弾道を操作しやすく、ロングアイアンに変わるクラブとして活躍。ロフト設定もアイアンからの切り替えを意識している。


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