「シミュレーションゴルフの基幹装置であるセンサーを一新。さらにソフトウェア開発を自社で行うことで、安定したパフォーマンスを発揮します。国内生産ですので、導入後も安心して使用していただけます」
シーディアイの箕浦聡執行役員は語気を強めた。 同社は、全国のゴルフスクールやインドア施設で2500台超の販売実績を誇るスイングチェッカー『スイングナビ』製造・販売元で、最新のシミュレーションゴルフで一気に攻勢をかける。『SWING NAVI Ace(スイングナビエース)』がそれで、最新の技術とグラフィックを備え「手軽にゴルフ」をコンセプトに開発された経緯がある。
ラウンドモードではレイクグリーンゴルフ倶楽部、三甲ゴルフクラブジャパンコース、パサージュ琴海アイランドゴルフクラブ、伊勢カントリークラブ、鳴沢ゴルフ倶楽部、東建多度カントリークラブ名古屋、PGM石岡カントリークラブ、フェニックスカントリークラブ(住吉コース、日南コース、高千穂コース)トム・ワトソンゴルフコース、京葉カントリー倶楽部の計10コースを搭載。今後、国内の著名コースを毎月アップデートしていくという。
さらに4種類の練習場モードを搭載し、ドライバーからパターまでスキルアップ練習が楽しめる。コース内のどの位置からも繰り返し練習ができる「ラウンドレッスン」と「ラウンドアプローチ」では、さまざまなシチュエーションでの本格練習が可能だ。
また、プレイヤーのスキルアップに有効な実践的なプレイを数値化。飛距離、キャリー、ボールスピード、ヘッドスピード、打出角度、打出方向、クラブパス、バックスピン、サイドスピン、左右距離、ミート率を表示する。
そして、高精度カメラにより、クラブの進入角度やフェース向き、ボール方向を確実にキャッチ。さらに高速度カメラセンサー2基がボールの軌跡だけでなく、クラブの動きやインパクトの瞬間まで計測・可視化。ドロー・フェードはもちろん、トラブルショットなどプレーヤーのあらゆる球筋を再現する。
打席周りの余計な機器が無いため、高さ2.9m、奥行き5.5mあれば設置できるのもうれしい。オプションで低床でも設置可能な専用ティーアップマシンやスイングプレートも用意している。