クラブ・ボール2023

可変式スリーブ待ってました! SYBと工房を繋ぐ同線とは?

コンセプト

2023/04/16

『SYB EZ/915フェアウェイウッド・ユーティリティー』

この春のコンセプトの目玉商品は「独自の設計コンセプトによる先進テクノロジーが生み出した最大出力」を謳う「SYB EZ/915フェアウェイウッド・ユーティリティー』だという。

今作は、2021年に発売された人気ドライバー『EG―05』で採用された「センターバックウエイト」「ブリッジグルーブ」「可変ホーゼル」の技術を継続して盛り込んでいる。

センターバックウエイトは、フェースセンター部とヒール部に、計8gのウエイトを配置することにより、低深重心化を実現。最適な打出角とスピン量を得られる仕様。

「ブリッジグルーブ」は、ソール前面に独自の溝を設け、打撃時の撓みを作り反発性能の向上を実現。さらにエネルギーロスを防ぐため、溝内に5個のリブを設け、ボールに最大限のパワーが伝わる仕様となっている。

また今作で初採用された可変ホーゼルは、ロフト・ライ・フェースアングルを調整することが可能で、様々なゴルファーに対応しやすくなっている。

気になる形状は、ややシャローバックで、構えた時に安心感をもたらすフォルムである。

実際、売り場の評価はどうなのか。同社製品を積極的に取り扱うのが茨城県水戸市のゴルフ工房キナセ。店主の木名瀬和重氏が印象をこう話す。

「今作は当店の顧客からも非常に良い評価を頂いてます。ヘッドはシャローヘッドで座りも良く、大きめで安心感がありますね。カオは若干歯が出ている分、ボールを拾いやすく球も上がってくれるので満足できる。

ややロースピン系で、飛距離重視のゴルファーにはオススメです。フェース面が黒くなっており、ロフトが見えづらいのでウッドが苦手な方にも自信をもって推奨できます。

初の可変ホーゼル採用は『待ってました!』という感じです。ロフト・ライ・フェースアングルを調整することが可能ですし、なんといってもシャフトを変更してもグリップの向きの捻じれがない為、バックライン有りのグリップが挿せるのが魅力的です。またヘッドにチタン素材を使わず、マレージングを採用しているあたりが、さすがSYBといったところですね」とコメント。

『SYB EZ/915』は、店主とゴルファーの信頼をつなぐクラブと言えそうだ。


コンセプト

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