『オートフレックスシャフト』が本格的に日本市場へ上陸
通なパーツ関係者なら韓国発の『オートフレックスシャフト(Auto Flex Shaft)』というシャフトの噂を聞いたことがあるだろう。米国PGAツアーでは、今シーズンに入りこの『オートフレックスシャフト』を装着しているドライバーを使用した選手がトップ10に入るなど、既にプロゴルフツアーでも実績を出している。
その『オートフレックスシャフト』が日本に上陸する。ゴルフジャパン販売(東京都港区、代表取締役社長・松浦真也)は、Dumina社と販売代理店契約を締結し、3月1日より日本国内において『オートフレックスシャフト』の販売を開始した。
ワッグルすると柔らかいのにしっかり振れて暴れない
『オートフレックスシャフト』の最大の特長は、
■FLEX=自動調整
様々なスイングタイプに合わせて、「しなり幅」や「しなり戻りのタイミング」を最適化。
■軽量設計
プレーヤーの負担を軽減するため、従来のドライバーシャフトと比較して20~30g軽量化。
■飛距離アップ
柔らかいのに暴れない、安定挙動と軽量化でヘッドスピードが上昇。かつてない距離ゾーンへ。
というもの。これはDumina社独自の技術により、プレーヤーのスイングタイプ(スピードやテンポ)が変わっても、〝しなり幅〟や〝しなり戻りのタイミング〟を自動調整し最適化するというテクノロジーだ。
従来の柔らかいフレックスのシャフトは挙動が不安定なものが多く敬遠されがちだったが、オートフレックスシャフトは柔らかいのに暴れない革新的なシャフトといるだろう。昨今人気の〝軽硬〟シャフトに変わる〝暴れない軽柔〟シャフトとして注目を集めている。
今回発売された商品は、ヘッドスピード別にドライバー用(8万3000円)が5タイプ、FW用(6万6000円)が4タイプ、UT用(6万6000円)が4タイプ、アイアン用(2万2000円)が2タイプとなっている。
韓国発のシャフトというと、日本製とは異なる独自のカーボン繊維を使用しており、今までにないしなり、振り心地、そして飛びを提供してくれる理由はそこにあるのかもしれない。