ヘッド『アストロ』シリーズを展開するマスターズは今春、ドライバーヘッド『ASTRO TOUR V5』と『ASTRO PREMIUM』(アストロプレミアム)とを発売する。中上級者向けの『アストロツアーV5』は推進力のある力強い弾道を生み出すことが大きな特徴だ。一方の『アストロプレミアム』はアストロ史上で最もシャローバック形状で可変スリーブを採用している。
強弾道の『アストロツアーV5』
上級者や飛距離への探求心の強いゴルファーに好評のアストロツアーVシリーズから、『アストロツアーV5』が発売する。ソール後方オンプレーン上にステンレスプレートを装着し、ソール前方に5本の溝を搭載。この5本の溝を搭載することで『インパクト時のエネルギーロスの軽減』『つかまりの良さ』『打出しの高弾道化』『方向性の安定』を実現している。
『アストロツアーV5』もフェース素材はSP700だが、『アストロプレミアム』が一部カップフェースに対して、『アストロツアーV5』は全面カップフェースで、より強い弾道を意識している。ロフト角は8度~11度。ヘッド重量は195g±(重量ネジ2か所各3.5g含む)。価格は6万9300円となっている。
やさしさの『アストロプレミアム』
『アストロプレミアム』は上級者に定評があるアストロツアーに対し、可変スリーブ採用で幅広い層のゴルファーがやさしく打てるドライバー。アストロ史上で最もシャローバックな形状だ。
ヘッド内部のソール後方オンプレーン上に6gの加重をすることでボールのつかまりが良く、高弾道でやさしく飛ばせるドライバーだ。
可変スリーブはロフト角が0.5度刻みで±1度まで増やすことができ、フェースアングルは1度刻みで±2度まで、ライ角は0.5度刻みで+2度までの調整が可能で、8通りの組み合わせを提供する。
フェースには弾きのよいSP700、ボディには素材として安定感のある6―4チタンを採用。ヘッド重量は可変スリーブ、重量ネジ(2か所各3.5g)を含めて195g±。価格はヘッド単体で7万4800円 となっている。