コンセプトの今年の目玉商品は、「独自のコンセプトが生み出す安定性、先進テクノロジーが生み出す最大出力」と謳う『EG-05』ドライバーヘッドだ。
先進テクノロジーは、「センターバックウェイト」「ブリッジグルーブ」「可変ホーゼル」の3つとなる。
センターバックウェイトは、ソールセンターの後方部に約15gのウェイトを配置することにより、低重心化を実現。最適なスピン量と打ち出し角が得られる。
ブリッジグルーブは、ソール前面に溝を設け打撃時の撓みを作り反発性能の向上を実現。さらに、エネルギーロスを防ぐため、溝内に5個のリブを設けボールに最大限のパワーが伝わる。
また、可変ホーゼルを採用し、ロフト・ライ・フェースアングルを調整することが可能。ホーゼル部分だけ回る設計なので、シャフトが回ってロゴの位置がズレてしまう心配がない。
その他、ロフトは9.0~11.5度までの間で0.1度刻みでオーダーができることに加えて、ウェイトのネジは標準装着である5gの他、3g、7gも用意、重心位置の微妙な調整を可能にしている。
最近のドライバーヘッドのトレンドは、重心をセンターに深い重心位置を確保することだが、『EG-05』もこの開発トレンドを踏襲した格好だ。また、形状はややシャローバックで構えた時に安心感を持たせるフォルムに作り上げている。
〇ロフト角:9.0~11.5度
〇ライ角:59度
〇フェース角:スクエア(0度)
〇ヘッド重量:197g(5g、標準ネジ装着時)
〇ヘッド体積:460cm3
〇素材:ボディ/811+SUSウェイト、フェース/DC611チタン
〇ヘッド単体価格:6万円+税
〇レンチ付属、ヘッドカバー別売り