ゴルフブームの今､練習場やゴルフ場は活況を呈している｡20代の若い新規ゴルファーがグループで練習場を訪れ､お互いのスイングをスマートフォンで撮影しながら練習している光景をよく目にするようになった｡
そんなスイングチェックに最適な練習アイテムがゴルファーから支持されている｡アウトドア用品のメジャーブランド｢Coleman｣(コールマン)の『セルフィーマルチスタンド』シリーズがそれで､三脚と自撮り棒の一人二役を担う製品だ｡
同製品の特徴は､パッと見た瞬間三脚とは思えないスタイリッシュさにある｡普段は携帯に便利な21.5㎝のスティック状だが､実は中に脚が収納される特殊構造になっており､撮影時は8段式で最長約80㎝まで好みの高さに調整ができる｡さらに三脚部分はステー付きで安定感もあり､スマホホルダーの上部にはカメラを設置できるネジも搭載する｡
特筆すべきは取り外し可能なBluetoothリモコンが内蔵されている点で､スマホ本体で操作しなくても打席にいながら録画と停止ができるので便利だ｡この機能は練習場でのスイングチェックだけでなくゴルフ場での集合写真などでも活躍しそうだ｡
また三脚を収納すれば最長80㎝の自撮り棒にもなるので､ゴルフ場のティーイングエリアで俯瞰して撮影すればドローンさながらのスイング映像､グリーン上でスマホを逆さまにしてカップ越しに撮ればゴルフ中継顔負けのカップイン映像が撮れるなど利用シーンは無限に広がる｡昼休憩やプレー後のレストランで撮影した動画を観ながら反省会なども楽しめるだろう｡
他にも最長約154㎝になるロングタイプ(Bluetoothリモコン付属なし)もラインアップする｡
同製品を手がけるのはハクバ写真産業という写真用品の最大手だ｡｢シャッターを切る前から切った後の商品まで｣を合言葉に写真用品全般を扱っており､今作のような三脚はもちろん､カメラバッグで培った縫製技術にも定評がある｡またトーナメントやコンペの記念写真台紙が好評のハクバ紙工やキャンピングカーのリース会社もグループ企業に名を連ねる｡
同製品を活用したゴルフの楽しみ方だけでなく､自然の中で楽しむという点で共通するゴルフとアウトドアを融合した新しい楽しさもゴルファーに提供できそうだ｡
