アメリカでは、昨年までの累計販売台数１万台以上・約50億円の売り上げを突破したベンキューのゴルフプロジェクターシリーズ。４Ｋ対応の新製品『AK700ST』は、「短焦点」、さらに製品筐体のサイズ感とコストパフォーマンスにも優位性がある。投写比が0.69～0.83で、1.5メートルの距離から最大で約100インチという大画面で映像を表示できる短焦点設計により、プロジェクターの設置場所をフレキシブルにでき、人影が映り込みにくい。それによって、限られたスペースでもシミュレーションゴルフが構築できる。
『AK700ST』は、「自動ぴったり補正機能」を搭載した次世代型モデルだ。これまでは手動で調整していた「フォーカス」（焦点を合わせる）、「角合わせ」（四隅の角をスクリーンに合わせる）、「台形補正」（画像のゆがみを補正して、側面からの映像投写にも対応する）をリモコンのボタン一つで瞬時に自動調整できるというもの。ちなみに、モデル名の冒頭にある「A」は「Auto（オート）」を意味する。
これまでの製品は、プロジェクター本体や接続しているＰＣなどを個別で操作して細かい調整をしなければならなかったが、『AK700ST』に付属するリモコンはゴルフ仕様となり、全６種の調整機能用のボタンがまとまっている。さらに、Ａシリーズ最大となる角合わせの調整幅を前代機種と比べ５倍以上に拡大し、最終的な微調整もリモコンだけで完結できる。
『AK700ST』は、24時間営業のインドアゴルフ施設のような使用頻度が高い環境にもうってつけ。経年劣化が起こりにくいＤＬＰ方式を採用することで、長期間にわたって使い続けても黄変せず、鮮明かつ正確な色彩でプレーを楽しめる。
起動が早く低発熱のレーザー光源を用いているので、光源寿命は最大で約２万時間という長さに及ぶ。しかも、光学系の部品にホコリが紛れないようにＩＰ５Ｘの防塵設計を施し、フィルターレス設計のため定期的なメンテナンスも不要だ。
ベンキューでは『AK700ST』をはじめ、ゴルフプロジェクター製品の無償貸し出しを行っている。調整や作業が煩わしいと感じている施設は、まずは無料お試しを利用してみてはいかがだろうか。
