近年、コロナ禍の影響により若者のゴルファーが急増中。密にならない青空の下で清々しくプレーできるゴルフだが、ファッションを入口として新規参入するゴルファーも珍しくない。
これから紹介する『CADERO(カデロ)』グリップもそのひとつ。シリコン素材ではない透明な樹脂系ラバーとカラーラバーの間に特殊デザインされたステッカーを貼り圧着することで、デザインを汚れから守り、いつまでもカラフルなデザインを楽しむことができるのが特長だ。
今やグリップはゴルファーにとってファッションの一部になりつつある。販売元のGFジャパン吉田一彦社長が次のように話す。
「デザインもそうですが、『カデロ』は2つの特長を持った次世代グリップで、Pentagon加工(ペンタゴン型正五角形)によりスリップを防止します。クリアエラストマーとカラーエラストマーを圧着させることにより汚れからデザインを守り、ペンタゴン型の溝加工があらゆる方向へのスリップを軽減しつつ、手にしっとりとフィットする感覚を実現しています」
30g台が遂に登場『SUNNY DAY/SUNSET』
そのカデロから、CADERO『SUNNY DAY/SUNSET』が投入された。メンズ用(M60、48g±2g)とレディス用(L60 、38g±2g)があり、待望の30g台が新たにラインアップに加わった。いずれもバックライン無で下巻テープ装着タイプのみの展開となる。
同グリップはエラストマーの2層構造のため装着時の注意が必要だ。揮発性の高いシンナー、ベンジンは避けてホワイトガソリンの使用を推奨している。
昨今は、ファッションブランド『マーク&ロナ』『ムータマリン』をはじめ、パーツブランド『ロッディオ』、『ゾディア』『クライムオブエンジェル』などOEM受注も好調。
地味な印象が否めないゴルフクラブを際立たせるアイテムとして今、カデログリップが注目を浴びている。