ゴルフシミュレーターで国内トップの販売実績を誇るのがゴルフランド。創業は1989年で、シミュレーションゴルフの製造販売を手掛けたのはそれより早く30年以上の実績がある。
現在の主力製品は『JoyGolfSmart+』(500万円)で中価格帯の『GShotSmart2』(300万円)など厚みを加えている。また、近年は個人宅の需要も多く、三菱地所と提携して大型マンションの共有スペースや企業の福利厚生で設置するケースも増えているという。
フラッグシップモデル『JoyGolfSmart+』のセンサーは従来の赤外線から高性能ハイスピードカメラセンサーへ変更。1秒間に500コマ以上の撮影が可能だ。また、天井に設置されていることからボールの真上から映すスナップショットモードも完備。これ以外にもクラブのヘッド軌道とインパクト時のフェースの開き具合、ボールの打点(ネック、トゥ、センター等)をスロー再生する。
さらにスイングモーションのカメラもグレードアップ。スピン量なども正確に読み取れる高速度カメラセンサーだが、シャフトやゴルファーの挙動がより正確に観察できるから、解析に説得力が増しそうだ。
■『JoyGolfSmart+』の製品特長
〈精度〉
・天井のハイスピードカメラは1秒間に500コマ以上の撮影
・クラブのヘッド軌道とインパクト時のフェース開き具合、ボール打点(ネック、トゥ側、センター等)をスロー再生。
・スイングモーションのカメラはスピン量なども正確に読み取れる高速度カメラセンサー
・自社開発ならではの迅速なサポート。部品も純国産。
〈機能性〉
・最大6人までプレー可能
・ラウンドモードは115コース以上搭載
・練習モードは「ドライビングレンジ」「アプローチ」「ランニングアプローチ」「スナップショット」「パッティング」「カメラによるスイングチェック」ほか、マッチプレーやフィールドトレーニングなどを装備
・操作はタッチパネル画面
・ラフやバンカー用のマットも付属
・僅か6坪の面積でも設置可能なコンパクト設計