『クロノスゴルフ』は、開発者であるフィリップ・ラバースとクリエイティブディレクターであるエリック・ウイリアムズ氏によって2012年に米国で設立されたパターブランド。多くのパター製造者は研磨など、削り出し後の工程で必要な技術に注力する中、『クロノスゴルフ』では、初期の製造工程であるミルド加工が重要であると考え、精度を極限まで高めている。
また、一つのインゴットから削り出すため継ぎ目がなく、金属が持つ本来の構造に一切の変化が生じないとか。さらにヘッド全体の均等性にも注目。製造過程において鋳造、溶接、刻印は一切行っていない。その精度の高さは、すべてのモデルでヘッド重心がセンターラインに重なり、バランスが取れていることからも立証されている。全量検査を実施し、約3㍉幅の金属棒の上で、印を中心として完璧なバランスを保っているのが特筆すべき点。
『クロノスゴルフ』パターの2021年モデルについて、朝日ゴルフ海外事業部山口亮次長が熱く語る。