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FOCUS LE

アンプラス

2026/04/01

4日間大会の 冠スポンサーに就任! 『FOCUS LE』で 世界進出する アンプラスの展望

「AIクラブトレーサー」(商標取得済)の『FOCUS(フォーカス)』を世界展開するアンプラスが、3月に開催される4日間大会「G_BASE 4days Challenge」(G4C)の冠スポンサーを務めることが決まった。昨年末にはAIを進化させた『フォーカス LE(エルイー)』を発売するなど話題に事欠かない。そこで同社の倉地伸尚社長に今後の展望を聞いた。

アンプラスがレンジジャック 4日間大会のメインスポンサーに

1月のPGAショーから帰ってきたばかりでお疲れの中ありがとうございます。

「今回当社は単独では出展しておらず、フォーサイト・スポーツ社の応援でしたが、実はある世界的に有名なクラブデザイナーが『フォーカス』の実物を見たいと問い合わせてくれました。それだけ『フォーカス』が世界的に認知されてきたんだと実感しています」

そんな中、前回も協賛していた「G4C」という4日間大会を今年はメインスポンサーとして支えるという話を聞きました。

「はい。『G4C』はツアープロを目指すプロの卵に4日間の試合の経験を積んでいただく大会です。彼らは、トップ・プロの人口に次ぐ第二集団の方達です。少し商売に矛盾すること言いますが良いですか?」

どうぞ。

「近年、弾道測定器やシミュレーターが注目され、アマチュアゴルファーにもだいぶ身近なものになったと思います。ただ、誤解を恐れずに言うと高精度な測定値が本当の意味で絶大な効果を発揮するのは、精密機器のように繰り返し同じスイングができるこの熟練の層の方達でしょう。例えば、大会にはツアーバンが来て、測定器の値によってその日のロフトやライ等様々なクラブの微調整を行う工場さながらの体制があって…。一方、一般アマチュアの方にはその体制はないし、測定してバラツキくらいは顕著になっても、それで調整を繰り返すこともないでしょう?」

随分と過激な問題提起ですね。

「弾道測定器に限らず、ゴルフクラブも同じだと思うんです」

確かに、悲しいかな我々アマチュアのショットは日替わりですからね。でもアマチュアもデータを見る楽しみはあるんじゃないですか?

「もちろんそれはあると思いますが、ざっくりでいいなら、ビギナーやエンジョイゴルファーには安くて不正確な測定器でもいいと言うことになってしまい、すべてのメーカーが安かろう悪かろうを売る世界になってしまう。当社がそれをしないのは、数字で未来のゴルファーを応援する理念があるからです。精緻な測定データを難しく見せるのではなく、シンプルに見せる『フォーカス』を両建てで提供しているのはそのためです」

プロが使う弾道測定器を扱ってきた矜持がある。

「はい。その文脈でなぜ『G4C』に協賛するかと言うと、この大会に出場する選手達は一流を目指しているけど、まだなれていない。当然メーカー担当も付いていない。つまり同じことをやっていても永久にトッププロとの差は埋まらないんです。ならば、ここから這い上がろうとする者として一段階上に進んでほしい。その一つがデータを自分で理解し、それを言語化してメーカーに伝える力を身に付けることだと思うんです。ツアープロでもデータを深く理解できている方は一握りしかいません。だからこそそれができれば少なくとも今よりはその差を埋められるはず。ゴルフで戦おう、生きていこうとするなら、もっと数字や物理に強くなり、全番手のシャフトの長さを同じにする某世界的プレーヤーのように科学していく覚悟が必要です」

昨年の『G4C』で練習レンジ全18打席に弾道測定器を提供したのは、そういった想いからですか?

「はい。『GCQuad』『GC3』で全18打席をジャックし、室内打席には『フォーカス』も設置しましたが、選手達にデータに基づいた調整をする習慣を身に付けてほしかったからです。選手からも『他の大会でここまでの練習環境はない』という感謝の言葉を多くもらえました。今年は既に前年比215%のエントリーが来ているようなので、今年も同様の環境を提供したい」

倉地社長の熱い想いが伝わってきました。プロを目指す卵全員にこのメッセージが伝わってほしいですね。これは御社が提供する「UpNext」(アップネクスト)にも通じるものじゃないですか?

「そうですね。『アップネクスト』は次世代のジュニアプレイヤーとテクノロジーを結びつけるために『GC3』や『QuadMAX』を大幅な割引価格で提供するプログラムで、既に100名以上のジュニアの利用実績があります。当社は今後もジュニアを応援していきたいと思っています」

『フォーカス LE』を世界展開へ

さて、昨年末に『フォーカス LE』を発表しましたが今後どのように展開していくのでしょうか?

「実は先頃、『フォーカス LE』を世界展開する準備が整いました」

どういうことでしょうか?

「『フォーカス LE』は従来の『フォーカス』のように本体と一緒に販売するわけではなく、業界の最高性能を誇るフォーサイト・スポーツ社の弾道測定器の情報のみを使って、サブスクで提供するソフトウェアです。つまり当社クラウド上のパッケージをダウンロードするだけで使えるようになります。ただ海外に販売するとなると現地の税務処理など課題が多かったのです」

国によって税務処理が全く違う?

「そうです。そこで決済代行、ダウンロード販売、税務処理を一気通貫で完結できるシステムを自社でインテグレートしました。これができたことで世界中のあらゆる国に『フォーカス LE』を販売できます」

そんなことができるんですね。

「私自身、元々企業の基幹システムを開発していたので、その分野のノウハウを活かして、そして今後はこのシステムを他社にも提供していきたいと思っています」

つまり海外に製品を販売するためのインフラそのものを提供するということですか?

「はい。世界のあらゆる国に日本の良いものを売ることができる場です。特にアプリやソフトなどのデジタルコンテンツを世界のゴルフ市場に販売したいと思っているメーカーにご利用いただきたいと思っています」

ITが専門分野の御社だからこそできることですね。

「それと先日のPGAショーで計2社と『フォーカス』の販売代理店契約を結び、これで国内外の販売代理店・窓口が合計で実質11社になりました。また『フォーカス LE』については、現在『GCQuad』『QuadMAX』『GCHAWK』『FALCON』のいずれかを導入している施設であれば月額89ドルのサブスクで利用できます。毎月のスマホの料金と比べて下さい。そう考えると低予算で可能性が広がると言えます。実はまだ言えませんが次の大きな展開も控えています。期待していてください」

日本発の計測器が世界に広がっていくことを楽しみにしています。

『FOCUS LE』とは?

『GCQuad』『QuadMAX』『GCHAWK』『FALCON』のインパクトデータから、インパクト前後のクラブ軌道とフェースの連続線を逆算し、『フォーカス』と同様のリアルなアニメーションを足元のマットに投影できるシステム。利用料は初期費用50ドル、月額89ドルのサブスク。本体の購入費用は不要で、プロジェクターの設置のみで使えるため、導入のハードルが大幅に下がる。

リック・シールズが『フォーカス』を絶賛

英国のトッププロ、リック・シールズがアンプラスの『フォーカス』を自身のスタジオに導入し、その性能を動画でも高く評価している。同氏は英誌「トゥデイズゴルファー」の「ゴルフ界で最も影響力のある100人」で昨年30位にランクインし、ユーチューブチャンネル「リックシールズゴルフ」で300万人以上の登録者を持つ。同氏はもう一つのユーチューブチャンネル「H.I.T GOLF」(登録者34万人超)にて『フォーカス』を絶賛(再生回数23万回以上)。日本のゴルフ電子機器製品が同チャンネルで紹介されるのは初めての快挙だ。


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