ビクセンが展開中のレーザー距離計『VRF1000VZR』(4万4000円)は他社と一線を画すクリアな視界が人気だ。ゴルフ業界において同社は距離計メーカーとして知られているが、実は元々は総合光学機器メーカーで、特に天体望遠鏡は日本でのシェア1位の実績を持つ。
同社はその強みを活かし、星空観察のイベント企画や出張などを行う事業「ソラプロジェクト」を長年行っているが、これを今後ゴルフ場向けに提案していく。既に昨年3月に箱根仙石原プリンスホテル(神奈川県足柄下郡箱根町)で開催された「早春の星空観察会」の企画運営を担当。夜間に特別開放されたホテル隣接のゴルフ場「大箱根カントリークラブ」にて、同社の星のスペシャリストが仙石原の星空を案内。参加者はビクセンの天体望遠鏡と双眼鏡を使って冬の星座観察を心ゆくまで楽しんだ。
同社のイベントは単なる天体観測会ではなく、各地の星空の特色と結びつけたストーリーとともに紡いでいくのがこだわりだ。ほかにもレストランで星と食事と音楽を一緒に楽しむ「スターパーティ」も人気で、ゴルフ場との親和性が高い。近年は記録的な猛暑が続き夏はナイター営業を行うゴルフ場が多いが、例えばナイターゴルフと天体観測を組み合わせたプランなども面白そうだ。また宿泊施設を併設するリゾートコースは、昼間はゴルフ、プレー後にそのまま宿泊して夜は星空観察といったパッケージプランの提供もできるだろう。
近年、ゴルフ場の新しい活用法が注目されており、中にはキャンプやグランピング、花火大会やイベントなどを実施するコースが増えてきた。これらの取り組みはゴルファー以外を集客し、ゴルフ場に新たな付加価値と収益をもたらしている。同社が提案する「ゴルフ×星空観察」も満天の星に変わる夜のゴルフ場に新たな可能性をもたらすことができそうだ。
同社は年間200回を超える星空観察のイベントを開催しており、これまでもSHIBUYA SKY、西武鉄道といった大手企業から、地方自治体まで多くの利用実績がある。各コースの予算やイベントに合わせて、星のプロである同社が多様なプランを提案する。ゴルフ場の新たな価値創造へ。ゴルフ場関係者は一度問い合わせてみてはどうか。
