PoE採用で簡単配線”挿すだけで動く”設置性が最大の特徴
フライトスコープジャパンは2月中旬、「Range GEN2(レンジ ジェンツー)」を世界に先駆けて発売した。インドア・屋外練習場など据え置き用途に特化したモデルで、最大の特徴は PoE(Power over Ethernet)対応によるシンプル接続だ。
通常、電源とデータ接続で複数のケーブルが必要となるところを、イーサネットケーブル1本でデータ通信と電源供給を同時に実現。面倒なACアダプターやバッテリー交換が不要になり、24時間稼働が求められる施設でも安定した稼働を実現する。イーサネットケーブルを接続するだけで即利用可能なため、設置や機器管理の手間を大幅に軽減する。
つまり、ACアダプターの代わりに、PoEのインジェクターからの電源コードはあるものの、長いイーサネットケーブルを利用できるため、設置の自由度が格段に向上するのだ。

システム接続例1

システム接続例2

システム接続例3
精度とデータ拡張性も強化したプロ仕様の測定能力

「Range GEN2」 は、特許取得済みのフュージョントラッキング技術を搭載。3Dドップラーレーダーとカメラを組み合わせ、高精度の弾道・クラブデータを取得でき、ツアーレベルの計測精度を提供する。標準でクラブスピード、ボールスピード、キャリー、スピン量、入射角など 20種類以上のデータパラメータを計測可能で、別売のプロパッケージやフェースインパクトロケーションソフトを追加すれば、分析の幅はさらに広がる。これによりフィッティングやコーチング用途にも対応できる高い拡張性を備えている。
シミュレーションや解析機能で練習の質を向上
付属のフライトスコープゴルフアプリと連携すれば、軌道ビューやショットグルーピング、スピン軸表示、チャレンジゲームなど多彩な解析機能を利用可能。さらに「E6 Connect」の世界有名コース8コースのライセンスも含まれ、シミュレーションゴルフの体験も楽しめる。スマホ・タブレット・PCでデータと映像を同時に確認できるため、練習効果の最大化にもつながる。
施設導入を視野に入れた実用性の高いモデル
「Range GEN2」は、据え置き専用ながらPoEによる設置性の高さと高精度データ計測を両立し、コーチやフィッター、ゴルフ練習場運営者にとって魅力的な選択肢となる。複雑な配線や電源手配の負担を減らし、設置後すぐに使える点は、システム導入コストや運用負担の軽減にも寄与するだろう。
早くも「Range GEN2」導入決定 3/5オープン『まちゴル日野店』

※写真はまちゴル並木店
2月中旬から発売された「Range GEN2」を早くも導入した会員制インドアゴルフ練習場『まちゴル 日野店』。2024年秋開業の1号店『まちゴル並木店』では、5打席全部に『Mevo+』導入している。今回オープンした『日野店』には、「Range GEN2」を3台導入した。まちゴルの名取祐希代表取締役は、
「並木店では計測器を使用したワン・ツー・マンレッ スンの会員が65%ほど。そこで活用する『Mevo+』は飛距離や28項目の計測値が正確で、レッスンには欠かせないんです。新しくオープンした『日野店』には、比較的リーズナブルで『Range GEN2』の導入を決めました」
「Range GEN2」の特徴であるPoE接続について、 名取代表が興味深い話をしてくれた。
「以前、並木店ではwifiで『Mevo+』を接続していましたが、時折、通信速度が原因で、直ぐにデータや動画を表示されないことがあったんです。ところが、今回の『Range GEN2』はPoE接続で安定すると思います。計測精度の高さはもちろん、『Range GEN2』を選んだのは、そういう理由もありますね」
導入施設 まちゴル日野店 神奈川県横浜市港南区2-35-15
【FlightScope® について】
FlightScope® は1989年にヘンリ・ジョンソンが防衛産業用の投射物を計測するために設立したグローバル・ハイテクカン パニーです。これまで24年間にわたって世界24カ国以上の防衛産業において重要な役割を果たしてきました。ドップラーレー ダーとフェーズドアレイ追跡技術で20 年以上の経験を持つFlightScope® はその培ったテクノロジーをスポーツ分野に応用できる可能性を模索し、現在ではゴルフをはじめ、野球、テニス。クリケットなどの球技においてスポーツ用に3Dドップラー追跡モニター技術を提供しています。
1989年:会社設立
1991年:最初のドップラーレーダーを防衛産業に納品
2003年:インドアゴルフ向けドップラーレーダ式シミュレーターをリリース
2009年:ワイヤレスとバッテリ駆動のフライトスコーププライムをリリース
2016年:特許取得のFlightScope FusionTracking。3Dドップラーと カメラ撮影を組合せ
2020年:FusionTracking 搭載のコンパクトタイプMevo+をリリース
2023年:FusionTracking 搭載のインドアレンジ向けMevo Rangeをリリース
2025年:FusionTracking 搭載の個人向けモデルMevo Gen2をリリース
2026 年:FusionTracking 搭載のインドア、アウトドアレンジ向けRangeGen2をリリース
