ボールは飛距離かスピンかで語られることが多い｡一方でデザインに関してはプリントやカラーで差別化をするのが精一杯で､どのメーカーも大差がない｡そんな中で異彩を放つのがアイ・ジー・エムから発売されている『MYHANABI H2』というボールだ｡
その名の通り､ディンプルがまるで花火のような形状をしており､ゴルフ場でひと際目を引くボールデザインだ｡
特筆すべきはそのディンプル形状に隠された飛びの構造にある｡飛行機の後尾翼は正面から来る空気抵抗を斜め後方に逃すことで直進性を保って飛行している｡この原理から着想を得て開発されたのが世界特許取得済みの｢非円形ハナビディンプル｣だ｡ディンプルを楕円形にすることで飛行機同様の効果を得られ､効率良く空気を切り裂く強弾道を実現した｡
まさに独自のデザイン性と飛距離性能を両立するボールになっているから驚きだ｡
また､同ボールは一度全面塗装をした後に研磨して凸部分の下地を露出させるという手間と時間のかかる工程を経ており､ 一つ一つが日本人の丁寧な手作業と匠の技により創り出されたメイドインジャパンのボールになっている｡もちろんれっきとしたR&Aの公認球なので競技でも使用可能だ｡
ロングヒットを続ける『MYHANABI H2』だが､昨年9月にスペックを一から改良し新モデルを発売した｡前作はヘッドスピードの遅いゴルファーやシニア､女性をターゲットにしていたが､今作ではよりターゲットを広げ､ヘッドスピードの速いゴルファーでも使えるように改良｡
具体的にはコアの硬度を全体的に上げ復元力を高める一方､アウターコアの比重を高くし慣性モーメントを向上させた｡さらに前作で好評だった打感の軟らかさを維持するために､カバーを前モデルよりもソフトな素材に変更し､全体のバランスを調整｡これにより､前作よりもボールの初速性能と直進性をアップすることに成功した｡
同社ECでは､鮮明な発色が可能なUVプリンターで名前や企業ロゴなど豊富なプリントに対応している｡1スリーブからでも名入れ可能なのも嬉しいサービスだ｡またお洒落な専用BOXに入った6球入りのアソートギフトセットは大切な人への贈答用として多くのゴルファーから支持されている｡
