自社工場の技術力を結集して創り上げた魔法のシャフト
葛飾区で自社生産を行うシャフトメーカーがシンカグラファイト。2014年設立の比較的新しい会社だが、昨季はLPGAトーナメントで 5勝、計11勝(レギュラーツアー4勝、うちメジャー1勝)を飾っている。シーズン2勝を挙げた川崎春花は『LEXIA lL7』アイアン、 『LOOPハイブリッド70』(S)シャフトを使用して、最年少で日本女子プロゴルフ選手権制覇を成し遂げている。
そのLOOPの新ラインとして登場したのが『Zinger(ジンガー)』シリーズだ。シンカグラファイト製シャフトの特長を誰もが体感できるマルチフレックスシャフトという触れ込みで、同社によると、
「振れば振るほど、打てば打つほどスイングを改善に導き、厚い当たりで最大飛距離生み出します」
と説明。
アマチュアにとって切り返しの「間」と「タメ」は大きな課題だが、『ジンガー』シャフトは、その両方を手元側の大きなしなりとトルクにより増幅する大胆な設計を取り入れているのが大きな特長だ。
しなりとトルクの大きいシャフト設計のデメリットは、スピン量の増加やシャフトの暴れ。そのデメリットをシンカグラファイトならではの設計とシャフト巻き技術で解決しているのだが、関浩太郎プロをして、
「遊びのあるハンドルで車を運転している感覚で、微ドローで直線的にしか飛んでいかない」
といわしめたほど。さらに続けて、
「ロースピンの利いた、インパクトでの強い押し込みが得られる特性があります。トルクがあるのでオフセンターヒットしても当たり負けせずにとにかく真っすぐしか飛びません。
振れば、振るほどアーリーリリースが改善され、スイングをみるみる改善に導き自然にタメが作れるようになる。幅広いゴルファーに対応した魔法のシャフト」
と絶賛。
『ジンガー』は50g台と60g台の2タイプがあり、価格は各1本6万500円。
シンカグラファイトは、モノつくりの背景にも目を見張るものがある。この道40年にわたり、様々な名作シャフトを生み出してきた熟練の職人技があるのをご存じだろうか。
『ジンガー』にもメイドインジャパンにこだわった設計→巻き→研磨→仕上げの製造工程によって、1本1本のシャフトに魂が注ぎ込まれている。
自社工場の技術力を結集して創り上げた魔法のシャフト「ジンガ―」
Zinger
問シンカグラファイト