3つの世界#1を牽引する『MCC』シリーズ
ゴルフプライドといえば、ツアー使用率#1、クラブメーカー純正採用率#1、そしてアフターマーケット販売量#1と、グリップ界では圧倒的なシェアを保持している。2019年は4大メジャーを制し、それ以前も多くのメジャーを制している。もちろん、それ以外も多くのトーナメントで実績を残しているおり、その数は世界#1だ。その急先鋒となっているプロダクトが複合素材を融合した『MCC』シリーズだといっても過言ではないだろう。
『MCC』はグローブを装着した手で握る部分はコード、素手で握る部分はラバー。コード部分はしっかり握る。ラバー部分は力まず握る。その2種類の機能を融合させたハイブリッドグリップだ。グリップエンド側にコードを採用することで、全天候でも滑りにくく、しっかりとしてホールド感が向上。また、シャフト側は柔らかいラバーを採用し、快適性とコントロール性能を実現している。
テクノロジーを加えたそれぞれの『MCC』
この『MCC』にも新たなテクノロジーをプラスしたプロダクトも登場している。グリップ背面にアラインテクノロジーがある『MCC ALIGN』や、グリップ下部がテーパーレス形状で下巻きテープ4枚分の太さの『MCC PLUS4』、それにアラインテクノロジーを搭載した『MCC PLUS4 ALIGN』など、『MCC』ベースのプロダクトはテクノロジーを新たに追加することで、ゴルファーの細かなニーズに対応している。
その『MCC』に新たに加わるのが、『MCCチーム』。世界で認められたパフォーマンスに、デザイン性を充実させることでゴルファーの幅広い趣味嗜好に対応していく。
パフォーマンスに彩りを加えた『MCCチーム』
「特に米国では、好きなMLBやNBAのチーム、さらには出身校のカラーを好む傾向があります。『あなたのチームにあなたのカラー』というのが米国のキャッチフレーズで、クラブに彩りを加えることで、ゴルファーの個性を表現して、もっとゴルフをテクノロジー以外の面からも楽しんでもらいたいという提案なんです」
ゴルフプライドのグリップにはある強いイメージがある。それはプロや上級者のイメージだ。もちろん、ツアーでの実績がその原点にあるものの、シリアスゴルファー御用達ブランドと見られがちだった。競合他社と比較してお世辞にもカラーバリエーションが圧倒的とは言えない。そのアスリートイメージだけではなく、幅広いゴルファーに世界最高のグリップを提供するのも#1グリップメーカーの責務でもある。
米国で販売されるカラーは15色。日本での発売カラーは未定だが、その彩りは鮮やかといえるだろう。近年、カラーグリップは多く、ゴルファーが趣味嗜好やウエアとコーディネイトするだけではなく、1本1本クラブによってカラーを変えるゴルファーも散見される。パフォーマンス&ファン―。グリップメーカーとして機能はもちろん、楽しみも提供する。「選ぼう、思いのままに」――。