国内有数のゴルフ場数を誇る兵庫県神戸市は、日本のゴルフ発祥の地として知られているが、鍛造ヘッドの世界的な製造拠点である市川町を近隣に望む、日本のゴルフ文化、産業を代表する地域でもある。
そんな神戸発のコンポーネントブランドが古き良きゴルフ文化に新たな魅力をアップデートし、発信しているのが朝日ゴルフの「メタルファクトリー」。
昨年、ブランド誕生から10周年を迎え、ルール限界の反発性能を追求した『A10-STR―』ドライバーを投入した経緯がある。
他に類を見ないコスメで、ヘッド反発係数を全量計測、SLEルール上限ギリギリとし、飛距離も徹底的に追求した工房専用モデルという位置づけになる。
そんな『メタルファクトリー』には、まさに日本の技術を形にした鍛造モデルの『SFウエッジ』と『JFアイアン』がある。
SF・JFでは、鍛造製造によるソフトな打感はもちろん、CNC加工によって完璧に細部までコントロールされデザインされたバックフェースは、全番手が最適な重心ポジションになるように設定されている。
さらに、フィニッシュデザインには、熟達した研磨技術が要求される、荒研磨仕上げを採用するといった拘りようだ。
なかでもSFは、48度から60度の2度刻みで全7種類をラインアップ。鍛造ウエッジでありながら、精密な重量と重心のコントロールを CNC 加工で実現し、トゥ側に施されたウエイトコントロールグルーヴにより打球の高さとスピン量を最適化。
また、スムースなストロークと強烈な抜けの良さを 実現するリーディングエッジ裏にクレセントカットを搭載した新型多面ソールを採用している。さらに受注生産モデルとして、極柔打感と、使い込むごとに変化する表情が 所有感を満たす「スモークカッパー仕上げ」も用意。1層の銅メッキのみとし、表面にいぶし処理を施した。
まさに日本独自の鍛造技術・機械技術・人の技術によって作られた日本の最高級品といえるヘッド。
この日本のゴルフヘッドの製造技術によって生み出された最高峰のメタルファクトリーのヘッドを是非堪能してほしい。