「ダイハート物流は、1993年に創業して約28年が経過しました。従業員109名、運搬トラック100台弱を有し、うち50台は環境にやさしい最新型を導入したばかりです。
主に大阪で大手アパレルのU社、大手輸入車ディーラーM社、関東一都三県では100円均一雑貨チェーンD社の各店舗へ配送を行っています。
これまで路線便で運んでいた荷物を、各店舗から鍵を預かって夜間配送を行い、従業員の方が朝出勤すれば、直ぐに業務に取り掛かれる。ここは信頼関係です。クライアントが困っていることを一緒に考えて物流を組み立てていくことをずっとやってきました。
その振り返りの中で、経営ビジョンや会社として目指すべき方向性の明示がいまひとつ足りていないということが反省点として浮かび上がってきたのです。ダイハート物流が何を目指しているかについてのメッセージを、対外的にも従業員にもしっかり伝えていきたいと。
社員の笑顔がお客様の喜びに繋がる――。「ありがとう」の思いから、ホームページを刷新し、メッセージの策定作業を行いました。
その土台は従業員一人ひとりがどのような思いを持ちながら日々仕事をしているか、そもそもダイハート物流は何のために存在しているのか。そうした問いかけを私も含めた経営陣や、現場の第一線で働く従業員に至るまで、綿密にヒアリングを行いました。その結果、共通するDNAとして浮かび上がってきたのが「人」と「絆」への強い思いだったのです。
基本はやはり「人」です。人が人を思い、つながることで「絆」が生まれます。従業員が先輩や後輩といった職場の仲間、お客様のことを思い、つながることによって信頼関係や絆が生まれてきます。
ゴルフですか? 大好きです。一昨年から研修会に入会したら、一気にハンデが9から5になりました。ゴルフも仕事も仲間との「絆」が大事ですね。
コロナ禍でなかなか外出できない状況が続いています。そこで社屋内にビリヤード、ダーツに加えゴルフレンジを1打席作りましてね。若い社員の間でゴルフがもっと身近なものになって、仲間意識、仕事のモチベーションをどんどん上げてほしいですね。
ゴルフ業界との取引は、「ワンピース」のヘッドカバーを扱ったことがあります。また、当社は、催事の組み立て設置や、トーナメントの大型機材などの配送もできます。以前はオリックスの野球選手の用具を運んでいたんですよ。次の大会会場へグローブやユニフォームなどを、各選手のロッカールームに間違わないようにセッティングする。そうそう、北海道立近代美術館での「アート オブ スター・ウォーズ展」では、東京から現地までの展示品輸送に加え、会場での陳列も任されました。
高い対応力を発揮し、心のこもった物流サービスをこれからも提供していきます」