2025練習場/インドア

V2

VC Japan

2025/03/26

インドアの「レッスン」&「練習」に 「高付加価値」を与える! VOICE CADDIEのシミュレーター『V2』の実力

VOICE CADDIE (ボイスキャディ)の代名詞と言えば距離計だが、実は韓国ではゴルフシミュレーターも同社の主力製品で、「VSE」というブランドを展開中だ。第1弾の『V1』は韓国と米国で累計販売台数1400台以上、インドアゴルフもFCを含め200店舗展開している。そして昨年春、インドアの本場・韓国での実績を引っ提げて、ついに日本でも「VSE」の本格展開を始めた。取り扱うのは日本法人であるVC Japan(ボイスキャディジャパン)で、『V1』を進化させた新製品の『V2』も上市した。

そんな中、昨年9月、静岡県を中心にスポーツ用品店12店舗やゴルフパートナーなどを展開するシラトリがオープンした「スポーピア プレミアム ゴルフ ガーデン」に、『V2』が計8打席導入された。

そこで同施設の責任者とレッスンプロを兼務する、尾間真部長に同シミュレーターが店舗にもたらす事業メリットを聞いた。

平日なのに店内は盛況ですが、まずは店舗の特徴を教えてください。

「当店は2階にジム、ヨガ、ピラティスを融合した『ツタヤコンディショニング』、1階はゴルフエリアという造りになっており、計650坪の売場面積は日本で1、2位を争う広さです。1階はゴルフショップとインドアを融合させた施設で、用品売り場を囲むように計10打席を配置しています。打席は会員向けのレッスンと練習がメインですが、もちろんフィッティングや試打用としても活用しています。会員数は400名、平日午前中の女性来店比率も高いです」

ゴルフショップでもインドアでもない、新たな形式の店舗ですね。

「はい。当店は他のインドアと違い、敢えて打席間の仕切りをなくしています。一般的なインドアは打席間が壁やネットで仕切られていたり、半個室だったりと、クローズドな作りで圧迫感を感じますが、韓国のボイスキャディ直営店はオープンスペースで、開放的な空間になっており、とても良いと思ったためそのまま採用しました。当店のレッスンは基本的に4~5人1組のグループレッスンがメインですが、仕切りをなくすことで、会員に開放的な空間で気持ち良く練習してほしいのと、会員同士のコミュニケーションを生みだしたかったという目的があります。その意味でもこの『V2』シミュレーターは当店がやりたいことに合致しているんです」

早速ですが『V2』を採用した決め手を教えてください。

「当店は計画段階から、レッスンと用品販売の両方を提供する店にするというコンセプトがありました。そのため、店舗オペレーションの省力化も課題の一つで、シミュレーターは年配の会員でも簡単に操作できるくらいシンプルであることが条件でした。社長の西丸と私で、様々なメーカーのシミュレーターを検討しましたが、マウス操作やメニュー構成が煩雑だったり、測定精度に疑問があったりと、なかなか良い機械に出会えませんでした」

年配の方はシミュレーターのマウス操作が苦手な方も多いですしね。

「そんな時、ボイスキャディが韓国でシミュレーターを展開しているということで、西丸と現地に飛び、同社の直営店舗で『V2』を見せてもらったところ、本体がタッチパネルで直感的に操作ができ、何よりも大画面で自分のスイング映像が観られる点がとても良いと思いました。

それとさらに驚いたのは、40打席を大体1~2名のスタッフで営業しているということ。シミュレーターの操作が煩雑だと、スタッフが説明に時間を取られてしまうため、その人数では回せません。シンプルな操作感の裏返しだと実感しました。それが決め手となり、その場で即導入を決めたのです」

実際に店舗で運用してみてどうですか?

「当店のコンセプトはレッスンで上達して、笑顔になって帰ってもらうことです。ただレッスンで難しいのは会員自身が自分で思っている感覚と、実際のスイングのギャップが目に見えないということ。説明してもなかなか納得してもらえないことが多いんです。

一方、このシミュレーターの良い所は、打った直後にすぐ自分のスイング映像が再生され、『分析機能』を使うと、自動で頭の位置や体の軸などのガイドラインを表示してくれます。特に私が重宝するのはアドレス時と、ショット時の頭の位置を赤と白で色分けしてくれる機能で、スイング中の頭の位置がズレていることを視覚的に示すことができます。手打ちになっている人は、大体頭の位置がアドレスとズレているので、この機能で私のスイングと比較して見せながら、納得してもらって修正することができます」

感覚と実際のズレを可視化できるのは便利ですね。

「もちろん自分でガイドラインを引くこともできますが、フリーハンドで引いた線が瞬時に綺麗な真っすぐの線に補正されるのも良い。ブレた線では説明する上で分かりにくいですから。この機能はセルフチェックにも有効なので、レッスン後にセルフ練習をプラス500円で申し込んでくれる方も多く、店の収益にも繋がっています」

ただ、ラウンドモードに日本のコースが入っていませんが、要望はありませんか?

「確かにラウンドモードは韓国のコースですが、3ホールのみのモードがあるので実用的です。レッスンの最後の10分くらいで、その日の内容を踏まえた実践をするには丁度いいホール数なんです。

私達がよくやるのが、レッスンに参加した会員を2組に分けて、チーム戦で3ホールをプレーするというもの。会員同士が交互にショットするので盛り上がりますし、たまにそこにコーチが入ることで、会員同士、コーチと会員のコミュニケーションも生まれます。ボイスキャディ直営のインドアを参考にして、打席間の仕切りをなくしているのも、物理的に会員同士の距離を縮めることに寄与しており、私達も打席間を行き来しやすいというメリットがあります。まさにレッスンに適したオペレーションをできるのが『V2』の利点、会員が上達を実感できるのと、会員同士の連帯感を作ることで継続率も高まっています」

メーカーの対応力はどうでしょう?

「一度、シミュレーターの調子が悪いことがあったのですが、その場ですぐに遠隔で修理してくれました。それと、クラブパスを見られるようにしてほしいと伝えたところ、要望に応えて、スロー映像でクラブパスが出るように変更してくれました」

今後メーカーに期待することは?

「必要な弾道データは揃っていますが、追加で現在依頼しているのはミート率の表示です。ミート率が出れば、レッスンには十分なデータ項目が揃います。今までも要望にはすぐに応えてくれたので、これも対応してくれると思います。また、パー3だけでラウンドできるモードも実装してほしい。ショートコースはラウンドデビューの基本ですからね。いずれにしても、『V2』はレッスンやセルフ練習には非常に使いやすく、上達に繋がりやすい。我々がやりたいオペレーションに適したシミュレーターだと思っています。導入費用も安く抑えられますし、これからのアップデートに期待しています」


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