モデルとアートを融合したヘッドメーカーである『Modart』は1月23日、ヘッドは可変式スリーブを採用、フェースはZAT-158カップフェース、ボディはTi8-1-1精密鋳造を用いたドライバーヘッド『MD1』を発売した。
一言でいえば、高弾道・低スピンの今どきのヘッドだが、単にCADでの設計値だけではなく、ゴルファーというヒトがスイングした際に振りやすい感性に注目したヘッドだ。
その要素の一つ目はフルチタン構造であるということ。近年、カーボン素材がフェースやクラウンに多用されている。複合素材ゆえの重心位置の設計自由度もありながら、一方でスイング中に感じるヘッドの重心に対する違和感もある。そのデメリットの部分を排除するために、素直に感じられるヘッドを実現するために、フルチタン構造を採用した。
二つ目は、ドライバーショットではアドレスの際中にソールするゴルファーは多い。しかし、CADで設計する際、PCで作業するため実際のソールと感じ方が違うことがある。そこでヒトの感じ方を優先して、座りの良いソール形状に設計して、アドレス時に握り直しなどをせずに、そのままスイングに臨める形状を採用している。
そして、幅広いゴルファーに提案するため、450cm3ながら投影面積の大きい形状にデザイン。特に弾道が低くキャリーが稼げず飛距離に悩む女性やシニアの使用を考慮して、ニュートラルの状態でロフト角を10.5度に設定している。
モダートの須田満社長は、
「ロフト選びによって高弾道を実現できるヘッドです。シャフト特性が生かせるヘッドなので、例えばヘッドスピードが比較的遅い女性ゴルファーには30g台の超軽量シャフトを推奨するなど、とにかく打ってみてもらいたいですね」
ちなみに試打した同社契約の篠崎愛プロは、次のようにコメント。
「いま使用しているクラブに比べてスピン量が少なくなる分、ロフト1度寝かせた状態で打ち出し角をキープしています。今後はシャフトを選びながら実践で投入したい」
数値にこだわったドライバーが多い中、ゴルファーを感性を重視した『MD1』。一度、試打すべきなのは間違いない