藤倉コンポジットは、トッププロがシャフトに求めるより高いコントロール性、高初速、低スピン化を具現化したドライバー用シャフト『VENTUS(ベンタス)』(5万円)の国内発売を開始した。
同社によると、
「『VENTUS』は、昨年の PGA ツアーよりプロモーションをスタートし、2019 年 6 月、7 月にはドライバー部門で3 試合連続使用率 No.1を獲得。さらに JGTO ツ アーにおいては、ドライビングディスタンス上位 3 名が『VENTUS』を使用しています」
国内では既にJGTO ツアー2 勝、そのうち 1 勝はメジャー大会での優勝でチャン・キムと浅地洋祐が愛用中。国内での正式発売に踏み切った理由も頷ける。50~70g台をラインアップし、価格は各1本5万円。
製品特長は「VeloCore Technology(ベロコア テクノロジー)」による、安定感と叩けるフィーリングを実現するためのマルチバイアス構造の採用が特筆される。フルレングス超高弾性70t カーボンと高弾性カーボンから構成され、オフセンター時のヘッドのねじれを抑制、優れたボールコントロール性能を実現。さらに、シャフト先端の高い曲げ剛性がボール初速の最大化を生み出す仕組み。
「SPEEDER TR」に待望のハイブリッド用登場
昨年のJGTOツアー8試合モデル別使用率1位を獲得した「SPEEDER TR」にハイブリッド用シャフト『TR HYBRID』(1万8000円)が4月9日いよいよ投入。新製品は、ツアープロの要望を受け、開発をスタート。プレーヤーのパワーを余すことなく伝える高い先端剛性に設定し、打ち込んでも左へのミスを抑え、インパクト時のコントロールにも優れたハイブリッド専用シャフト。75g~104gの計4タイプを用意。
また、2019年から展開している短尺シャフト「SPEEDER SLK」に40g台の『SPEEDER SLK4』(4万円)も同時投入される。
ミート率&直進性を大幅に向上させ、理想的なバランスを実現した同シリーズは累計1万1000本を突破しており、
「今回新たに40g台を追加したことで、より幅広いゴルファー、特に女性にも使っていただきやすい、軽量で振り心地の良い短尺用シャフトが完成しました」(同社)
と話している。